ウェーブの1/20ラプターの全塗装完成品です。クェイルヘッズ中隊機として、Rのロゴ、猛禽のマーキング、ウズラの卵柄のパイロットヘルメットで仕上げています。工程概要は、ゲート処理→合わせ目消し、表面の鋳造表現→サーフェイサー→下地迷彩塗装→グレー本塗装→グリーン迷彩塗装→デカール貼付け→ウェザリング となっています。陸戦兵器としての重量感、金属感の表現のため、機体表面全体にパテで凹凸を付け、鋳造表現をしてあります。プラスチッキーなおもちゃ感が消え、リアリティと高級感が出たと思います。溶接表現として天面のカメラとアンテナユニットの基部に溶接痕をパテで形成しました。本塗装の前処理として、サフの上にランダムに色を置き、下地塗装を行いました（10枚目画像）。本塗装後もこれが透けて見えることで、情報量のアップと、空気感の演出ができていると思います。本塗装はグレー地にグリーンの迷彩を筆塗りし、境界をぼかしてマシーネンらしい塗装としました。改造は、脚部の動力パイプをリード線で制作したほか、アンテナを真鍮で制作しています。パイロットフィギュアの顔は渋めの中年白人男性を意識しており、歴戦のサブリーダー感が出せたと思います。フィギュアの顔は取り外すことなくハッチの開閉可能です。塗装でこだわったポイントとして、カメラアイの発光表現があります。中心にハイライトのホワイト、周囲に暗めのレッドを置くことでぼおっ発光した感じを塗装で表現しています。本出品の内容は、ラプター本体（パイロットフィギュア含む）と、ハッチ開閉パーツ、元箱と取説です。完成度が高く、気に入ってディスプレイしてきましたが、このたび断捨離のために出品致します。