2004〜2005年に、東京国立博物館と大阪市立美術館、名古屋市博物館で開催された、標記展覧会のカタログ（図録）です。展覧会のサブタイトルは「パリ・ウィーン・シカゴ万博に見る東西の名品」です。こちらは、2005年に、名古屋市博物館の会場に同展を見に行って購入したカタログです。◉カタログのサイズは天地約30センチ×左右約22・5センチ。トータル360ページ。★2005年日本国際博覧会（愛知万博）の開催を記念する展覧会で、19世紀後半の万国博覧会を中心に、万博と美術の関わりを考察するもの。明治前期の日本の工芸品の驚異の技術、第1回パリ万国博覧会（1855年）のときに美術展で呼び物だったアングルとドラクロワという当時の巨匠らの作品、エッフェル塔の存在によって記憶される1889年の第4回パリ万国博覧会に関する展示品など、多彩に紹介しておりました。カタログも、図版やテキスト、図表がぎっしりと詰め込まれ、非常に読み応えがあります。※コンディションは、表紙や裏表紙、小口や天地などを中心に経年によるスレやキズ、ヤケやヨゴレなどが軽微に入っている程度で、中面は、おおむね良好な状態です。ほか〈お詫びと訂正〉の正誤表の用紙が1枚、添付されております。※こちらのカタログは、現在、入手困難なカタログです。